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蔡衍明(さい・えんめい)


蔡衍明(さい・えんめい)

蔡衍明(1957年1月30日-)、台北市にある台湾の名門「蔡合源家族」に生まれ、有名な起業者で、旺董というニックネームで知られている。1983年旺旺ブランドを設立、1992年大陸に進出、1996年旺旺グループがシンガポールに上場した。1988年高齢者のため台湾で慈善財団を設立した。2008年シンガポールから上場廃止となり、香港に上場した。また同年末には、ご縁があってチャイナタイムズ・CTITV・CTVを引き継ぎ、メディアと食品を跨るグループを作り上げた。2011年旺旺グループの商品は世界中59ヶ国と地区で売られている。2019年ベトナムで工場設立、正式に東南アジアに進出した。

目次

  • 1 家族
  • 2 経歴
  • 3 旺旺仙貝
  • 4 大陸に進出
  • 5 資金源
  • 6 台湾へ投資
  • 7 メディア投資
  • 8 《旺報》の成立
  • 9 保釣運動の支持
  • 10 中国「政府補助金」争議とCTI「中国寄り」事件
  • 11 政治的主張と衝撃
さい・えんめい
愛要及時 蔡衍明
さい・えんめい

家族

蔡衍明は、1957年に台北市大稻埕の名門の蔡合源家族に生まれ、家族歴代は豪商であり、父親の蔡阿仕は家族事業を承継し、ビジネスに成功した。幼少期の蔡衍明は人や物に対して自己主張が強く、同年代の裕福な家族の子供たちの規則的で順応的な習慣とはまったく異なった。また、よく日新小学校や蓬萊小学校等まで党外の人々の演説を聞きに行き、政治的立場は権威に挑戦する「党外」の傾向であった。このチャレンジ精神は将来的に周りが認知されているビジネス枠組みを突破する基礎を築いた。蔡衍明は親孝行にとても重視しており、世界の旺旺グループを立ち上げたとしても、親を非常に大切にし、会社には両親の銅像を建てた。お二人に感謝の気持ちで、台座には「朝念父志,暮思母恩(朝は父の遺言を偲び、夕暮れは母の恵みを思う)」という言葉が刻まれてある。

蔡衍明は、旺旺グループ全ての従業員に、親孝行を守り、そして感謝の心を持つように、知らず知らずに感化させ思い出させ、また幹部や同僚に「両親の足爪を切ったことがありますか?」と尋ねる。蔡衍明は、よく台湾と大陸で「親孝行」のイベントを開催し、常に親孝行の大事さ呼びかけ、家で両親を敬い人は仕事では忠実である。蔡衍明は親孝行と倫理を非常に重視しているため、しばしば幹部に「官員達の政策を批判することはできるが、他人の人格を侮辱してはいけない」、そうでなければ、長期的には台湾の自信が損なわれ、有能な人々は公に奉仕する意欲が低くなるのでしょう。[1]

蔡衍明は若い頃に学業を中断したが、学者にはとても礼儀正しく、学問に熱心している若者が好む。だが蔡衍明は、勉強ばかりで目標のない学生には、本を置き、社会に足踏み入れ、物事を経験したほうがより柔軟性が増えると信じている。この考え方により、「蔡衍明は勉強することが役に立たないと主張している」と勘違いして人もいるが、蔡衍明はただ笑顔でそう答えた「もちろん学習が大事、だがもっと重要なのは人間性であり、勉強することは無駄な意味ではありません」!人として生きる事もビジネスする事も、蔡衍明は子供たちの教育には決して手を抜かない。彼の子供たちもまた、台湾と大陸で、様々なビジネスシーンで蔡合源家族の次のステップのため一生懸命働いている。

蔡衍明の父親の蔡阿仕は公共福祉に深く関わり、近隣道路のアスファルト舗装や民生施設の寄贈などに加え、国立中央図書館が編纂した「全國圖書館簡介(全国図書館入門)」の中に記載している1964年7月23日に創立した「私立文道紀念圖書館(私立文道記念図書館)」も[2]、蔡阿仕が寄贈した。父親の影響で蔡衍明は公共福祉への努力を惜しまず、中華民国72年、旺旺仙貝の利益を上げ始めたすぐに、30歳の蔡衍明が高齢者のための慈善財団を設立した。2012年の保釣運動に、蔡衍明は500万台湾ドルを個人的寄付し、保釣グループの燃料費問題を解決した。また、2020年から2021年にかけ台湾全土でコロナの猛威を振るっている時期、蔡衍明は弱酸性次亜塩素酸水の「水神(Water God)」抗菌液を人々に無料で提供し続け、アルコールが不足でご購入できなかったときに病を防ぐことができた。
 

経歴

1976年4月16日、19歳の蔡衍明は宜蘭食品に入社し、書類処理などだけでなく、鮮魚屋で魚の購入を交渉したり、工場でレインブーツを履いて魚を捌いたり、揚げたり、また氷を積み上げ、塩をまぶし、キャンバスを覆うなど、ゼロから学び続けた。蔡衍明は工場運営のあらゆるところに全力を尽くし、将来の旺旺グループ発展の基礎を築きた![3]

1979年、台湾の経済成長期に伴い、蔡衍明は最初のおやつブランド「浪味」を立ち上げたがうまくいかず、彼の言葉によると「どのように計算すれば良いのかわからないぐらいロスが出た」。この大きな損失により、わずか25歳の蔡衍明は、皆から「失敗者」と見られるように圧力を感じた。しかし、蔡衍明は宜蘭食品が最も困難な時期でも「給与は早く支払いしても良い、だが遅らせることが許さない」にこだわり、従業員のため最善を尽くした! 当時、浪味さきイカ事業について神様のご指示を求めるため、蔡衍明は経営層を新北市北海岸の石門にある有名な「十八王宮廟(台湾版・忠犬ハチ公を祀る廟)」に連れて行った。そこで引いた御神籤はまさかの「大々凶」で、同行した人々がそれを見て黙り込んだ。こんな状況に直面しても、彼は動揺せず静かにペンを取り出し、籤の裏に「人定勝天(人間の意志や努力が強ければ、自然や運命さえも超越できるということ)」という四字熟語を書き出した! 浪味さきイカ事業が失敗に終わったが、蔡衍明は諦めず再びせんべい事業からスタートし、それ以来、「天助自助者(天は自ら助くる者を助く)」は彼の座右の銘になった。[4]

旺旺仙貝

1980年初期、蔡衍明が台湾に入ってきた日本米菓(日本が誇る伝統の一つの焼き菓子)を察し、希望とビジネスチャンスを感じた。それから日本の会社に40通以上の手紙を出し、その後日本三大米菓会社一つの「岩塚製菓」の社長の槇計作からお返事が届いた。この勢いで30歳未満の蔡衍明は台湾の高山茶を持ち、兄の蔡衍榮(32歳)と秘書の廖清圳(31歳)を連れ、飛行機と東京新幹線で岩塚製菓に訪れた。日本滞在中、岩塚製菓の槇計作社長が会食している間、何故お返信したのかについて語り出した。それは中国人の恩返ししたかったからであった。第二次世界大戦期間中、槇計作が日本から中国戦場に送られ、1943年の長沙の戰いで中国軍隊に捕えられたが、蒋介石の「以德報怨(徳をもって怨みを報ず)」対策で生き残り日本に戻れることができた。無事に帰国できたことにとても感謝でいて、今回蔡衍明と出逢ったことも:「すべてはご縁です」と語った。しかし今回の訪問で槇計作が蔡衍明のリクストを断った。だが、蔡衍明が諦めず台湾に戻ってからすぐ招待の手紙を送ったが、それでも社長の槇計作が拒否した。それから蔡衍明が毎週のように誘い手紙を書き、つい槇計作の心を動かし、台湾の宜蘭食品へ訪問することに同意した。[5]

宜蘭訪問期間中、槇計作と蔡衍明が米菓生産について合意に達したが、日本帰国後、槇計作の部下はそのような協力を行う必要はないと提案し、槇計作は再び蔡衍明に協力することを拒否した。槇計作社長から拒否の手紙が届いたときは既に年末に近つき、にも関わらず蔡衍明はすぐに日本の新潟に飛び、再び槇計作を訪れた。岩塚製菓の会議室で、蔡衍明はまっすぐ槇計作の目を見て誓った「日本企業は約束守ると信じ、日本と同じレベルの良い米菓を作る」!槇計作がそれを聞き、黙り込んで考えた。そして溜息ついた後、蔡衍明との約束を守る決意を固め、会議室にいる岩塚製菓の管理層にそう伝えた「もし今回失敗したら、引退します」! 槇計作社長の進退を共にする姿勢で蔡衍明の心に焼きついた!槇計作が会議室の神棚に置いてある日本酒を蔡衍明に渡し、「これは会社の『金儲け酒』なのだ。台湾に持ち帰って社員たちと飲みなさい。神様がお金を稼ぐことを加護してくれる!」と言った。これをもって、槇計作が41歳年下の蔡衍明と深い絆を築いた。後日、槇計作社長の進退を共にする気持ちを感謝するため、蔡衍明が旺旺グループ本社に槇計作の銅像を建ち、「旺旺の父」と大きな文字を彫られた!それから20年、多くの日本企業が旺旺グループ本社を訪れた際、日本の産業に技術移転を決意させたのは、どんな「旺旺の息子」なのかを考えざるをえない。[6]

1983年5月、岩塚製菓から購入した米菓機械が正式に宜蘭食品の新城工場(新城は花蓮にある町)に設置した。品質に厳しい蔡衍明と宜蘭食品全ての従業員により、旺旺から生産された食品を他人が食べても、日本製か台湾製か、区別はできないレベルである!ある早朝の瞑想で、「旺旺」という単語が蔡衍明の心に浮かんだ。[7]

十何年後、蔡衍明は香港法人投資会議で、「旺旺」は覚えやすく、幸運を象徴しているため、正式に宜蘭食品の米菓製品に「旺旺」と名付けられた!また、日本では米菓を「せんべい」と呼び、蔡衍明は漢字の「仙貝」と音訳し、「神々の宝物」の意味を取り、旺旺米菓を直接「仙貝」と呼んでいる。ここから、「旺旺仙貝」が正式に台湾の食品市場に登場した! 旺旺仙貝最初の広告では、当時の「ビロードの歌姫」である蔡琴を起用し、彼女のセクシーな唇で食べた旺旺仙貝のサクサク感と忘れられない味を表現した! 3年も経たないうちにキャッチフレーズ「拜拜用旺旺(神頼みには旺旺仙貝)」が台湾全土に広がり、旺旺仙貝が台湾でNo.1の米菓ブランドとなり、岩塚製菓に感動を与えた!元々岩塚製菓と蔡衍明のビジネス関係は、岩塚製菓が技術協力だけで、資金は全て蔡衍明が負担するというものだったが、1987年岩塚製菓と宜蘭食品は50/50共同投資で宜蘭に「廣興廠」を建設した! [8]

大陸に進出

80年代、中国大陸の改革開放で台湾企業を含む世界中からの資本が大陸に投資し、蔡衍明は台湾や世界中のビジネスマンと同様に、大陸市場のビジネスチャンスと希望を見え、大陸へ考察に向かった。最初、蔡衍明は港に近く、水資源がある広東省珠海に投資するとの考慮だったが、湖南省の華湘集團が半年かけ招待し続ける下、蔡衍明と考察チームが旅程を増やし、湖南省長沙に向かうことにした。長沙に到着後、華湘集團は旺旺考察チームを率いて、湖南省の「希望の都市」として知られる「望城県」に赴いた。望城県の現状を知った後、旺旺考察チームは「十大問題」を提出し、道路、通信、電気と整地の「三通一平」を含む、水源、マンパワー、家賃、税金、設備輸入及び国内販売の解決方案を望城県の龍双武書記に求めた。また当時、中国大陸が世界中からの投資を呼び込みに熱心だったため、「三資企業」(中外合資経営企業、中外合作経営企業、外資企業)に対する「二免三減半」の優遇政策など、つまり投資の最初の2年間は法人所得税の免除を優遇し、3年目には納税額の半分にする、多くの企業誘致インセンティブを発行した。湖南省の熱意により、蔡衍明は1992年に湖南省で工場を建設し、大陸での旺旺グループの歯車が動き始めた。[9]

1993年3月、蔡衍明は全国各地の小中学校に米菓製品を送り生徒たちに試食させることで、良い宣伝効果となり顧客が増え、北は瀋陽、北京、東は上海、南京、杭州など、そして南は広州まで広まり、中国市場に最も大規模の「免費試吃(無料試食)」であった!この先駆的な一歩とより、販売代理店への注文は絶えなく、そして旺旺の「配達まで先にお支払い」のリクストも受け入れ、旺旺が中国大陸市場で目に見えないシェアを掴むことを可能になり、マーケティングチャネルの基礎を築いた! [10]

90年代、旺旺は国際規格「ISO 9001」及び食品衛生法施行規則で重視された「危害分析重要管理点」(HACCP)を実施し、ISOとHACCPを通じて、旺旺グループは現代管理能力を備える国際企業になった! [11]

資金源

蔡衍明の資金はどこから来たのか?常に疑問されおり、批判されている!批判家たちはよく、「中華人民共和国からの資金」または「資金源不明」という表現で、蔡衍明は台湾国民に対する認知戦のプロパガンダを行うために使用していると言い。しかし、旺旺グループ発展の歴史を見ると、1996年にシンガポールに上場し、2008年にシンガポールから上場廃止で、代わりに香港に上場し、したがって、蔡衍明の資金源は明らかであり、すべて旺旺食品自身の事業と配当収入から来ている。

1983年、蔡衍明は「旺旺仙貝」を発売され、利益を上げ始めた。

1992年、蔡衍明は大陸に行き、中国大陸食品市場への進出が始めた。

1993年、旺旺は中国大陸で米菓製品のリーダーになった。

1996年、旺旺グループはシンガポールに上場し、資本市場で1億3,000万USDの資金調達ができ、それ以来毎年、現金は配当及び株式が増加している。また、忠孝神旺大飯店に投資するため台湾に戻った。

2005年、旺旺グループの公開財務諸表により、税引き後当期純利益は16.5%で、2004年に比で56.5%増加し、一株当たり当期純利益は8.83セントで、2004年より56.6%増加した。CLSAアナリストの許慧慧氏は、一般的な食品会社の税引き後の平均純利益率はわずか1%から2%であるが、旺旺の純利益率は2005年から2008年の間、16.5%から18%の間に留まり、少なくとも他の企業の4倍であると指摘した。[12]フランスの最大の食品会社「ダノングループ(Danone)」は、旺旺グループの公開財務諸表を通じて、グループの強さを直接理解し、蔡衍明に旺旺への投資意欲を表明した。[13]

2006年、シンガポールでの旺旺グループの株価は、1996年新規上場時の1.68USDから3.8USDに上昇し、時価総額は6億9,000万USDから19億5,000万USDに上昇した。[14]シンガポールに上場期間中、旺旺グループの株の5%を保有している「岩塚製菓」は、少なくとも10億台湾ドルの株式時価総額を持ち、年間配当金を含まない最大100倍の投資収益率を達成した。

2007年、蔡衍明はゴールドマン・サックス(アジア)銀行、UBS、BNPパリバなど12の国際銀行から8億5,000万USDの共同融資を受け、発行済株式の26.35%を一株当たり2.35USDで取得し、シンガポールから上場廃止し、時価総額30億USDで企業の私有化を完成した。[15]

2008年3月26日、蔡衍明の「中国旺旺」は香港に上場し、82億香港ドルを調達し、時価総額は51億USDに達した。華人としては世界一の資産家である李嘉誠も、旺旺が上場を発表する直前に旺旺への投資を決定した。[16]

2009年、世界最大のスーパーマーケットチェーンである「ウォルマート(Walmart)」は、全米3,000以上の拠点で旺旺米菓ブランド「Hot Kid」を販売し、売り上げが100万箱を超え、アメリカとカナダのトップブランドになった!2010年には、売り上げが2桁のペースで増加し始めた。小麦を主食とする欧米の飲食文化では、米菓は食品市場の突破口となり、現在欧米のベビーライスクラッカー市場の半分は「Hot Kid」で、蔡衍明は残りの50%も席巻される予定である。[17]

2011年、旺旺グループの時価総額は130億USDを超えた。

2014年、旺旺グループは大陸での年間売り上げが270億人民元であった。

2020年、旺旺グループは1996年にシンガポールに上場し、2007年にシンガポールから上場廃止、2008年に香港に上場し、この期間中に株主に分配される配当金は少なくとも50億USDで、蔡衍明個人には30億USDに達した。

旺旺グループが1996年にシンガポールに上場し、2008年香港に変更されて以来、資本市場で調達した資金と株式で分配される配当金に加えて、台湾、大陸、及び北米を含む世界59か国での米菓など食品で稼いだ現金である!したがって、蔡衍明の資金源は国際的強力な証拠があり、長期にわたる「資金源が中国共産党」との誹謗や中傷に対抗する自信がある!

旺旺の資金源に関する誹謗と中傷に対し、蔡衍明は自身のYouTubeチャンネル、Facebook、または関連する公開スピーチで次のように述べた。
• 台北市の建成区、現在の大同区で生まれたが、どんな地域だとわかりますか?大同区は党外を応援している!私も党外だし、子供の頃から今日までどの政党にも入党していなかったので、個別の政党のために働かない!
• 1983年から大金を稼ぎ始め、1996年シンガポールに上場し、2008年香港に上場、株式でこれまでにどれだけの現金が割り当てられたか?計算してみてください!
• 中華民国77年、高齢者のための慈善財団を設立した私はわずかの歳で、そんな若い男性が自ら出費し慈善財団の設立までできたので、誰かに買収される必要があるのか?
• 大陸にはどれだけの台湾ビジネスマンがいるのか、もし私が大陸で共産党からお金を貰っていたら、とっくの昔に報道されていただろう。
• 香港の会社「中国旺旺」についてよく私を批判する人々がいる。常識で考えれば、私が中国旺旺の筆頭株主であるのだが、会社の半分は他人に属している。もし共産党が私にお金をくれたいのなら、そんな面倒に「他人が半分所有している」会社を設立する必要があるのでしょうか?共産党はそんなに愚かなのか?
• 批判者から最も一般的な歪んだ発言は、「中国旺旺が大陸政府から補助金を受け取っている」のだが、大陸委員会は「中国旺旺は法律に違反していない」[18]と明確にしていた。なぜ違法ではないのだろうか? それは「企業への政府補助金」が、台湾を含む世界中のすべての政府が行っていること、地代の引き下げ、水道や電気の利権、税金の還付など、様々な補助金を通じて企業の投資を呼び込みしている。投資を誘致し経済を発展させるための政府補助金のことを「買収」と表現するのは、それを信じる人々が十分に賢くないか、または世界中すべての政府が「企業を買収している」、そしてすべての企業が「政府に買収されている」か、どちらかである!
• 私自身のYouTubeチャンネルで、共産党に買収されていないと誓う!私を「中資」と話す民進党と彼らの支援者、あえてあなたたちは誓えるのか? 蘇貞昌氏、あなたが「中資」と定義する台湾本土のビジネスマンから政治献金を受け取っていないと誓う勇気はあるのか? 受け取ったことがあるのなら、あなたは中国の資金援助を受けている! あなたはあえて誓うのか?
• 私の資金源は、すべて米菓を10セント、1USDを売ることから蓄積され、または旺旺グループすべての従業員が一生懸命な努力によるもので、政治目的のため勤勉な人たちを汚辱しないでほしい!
• 資金出処を調査されても全く問題ない自信がある!この世中、旺旺食品を食べたことがある方々は、私の生む親であり資金源でもある!また、NCCの陳耀祥氏も、中天テレビが大陸から補助金を受け取っているのを証明する証拠はないと公表した! 私を「中資」と叱る人々は、決して何も証拠の提示ができず、知恵がある人は誰でも判断できる!

台湾へ投資

2008年海峡両岸の政治情勢が緩和され、多くの台湾ビジネスマンが大陸で成功し、台湾証券取引所(TWSE)は、台湾ビジネスマンと中心した外資を台湾に上場させ始め、「台商回家(台湾ビジネスマン帰国)」のクラスター効果を期待し、蔡衍明は代表的な台湾ビジネスマンになった。2008年12月8日、当時行政院院長劉兆玄は、行政院邱正雄副院長、朱雲鵬政務委員などの財政閣僚を連れ、官邸で蔡衍明と晩餐会を開き、蔡衍明と両岸関係が緩和することについて意見を交換し、一方、中国旺旺が台湾に上場することも望んでいた。蔡衍明は、輸出志向の台湾が世界金融危機で大きな打撃を受け、台湾の人々の生活が厳しくなったことを目の当たりにしたため、台湾経済のため戦う政府の期待に応え、台湾預託証書(TDR)の発行を正式に申請し、馬政権が就任後台湾に上場した最初の海外台湾資金企業になった。蔡衍明は、台湾の公共福祉及び投資を拡大するため、中国旺旺で個人保有している1億USDの株式を解放し、30億台湾ドル以上の資金を調達することが期待されていた。[23]

しかし蔡衍明は、本当に台湾の人々を助けるのなら、単にいくつか既存の企業を買収することと管理層を変えるだけじゃ「沒路用(無駄)」で、本当の投資は、「雇用機会を増やし、付加価値を高める」ことである。それでも、蔡衍明と彼の家族は台湾への投資が年々増加しており、旺旺友聯産険、神旺飯店及び神旺商務酒店などへの投資を含む50億台湾ドルを超え、宜蘭食品の業績も毎年成長している。しかし、台湾のコスト優位性の落ちに直面している蔡衍明は、感情を込めてこう言った「もし本当に何に投資すべきかわからないのであれば、公共福祉を行う方が良いでしょう」! [24]

公共福祉の面では、仕招基金會や蔡衍明愛心基金會などを設立した慈善財団は、一人暮らし高齢者への物資の寄付、路上ホームレスへのお年玉の配布、貧しい学生への助成金、大自然取り戻し活動など、さまざまな公共福祉を取り組んでいる。あまり知られていないが、蔡衍明は19年間連続で多くの公共福祉活動に参加しており、常に行動で台湾を愛す主張してきている!

メディア投資

2008年、「中国テレビ(CTV)」、「中天テレビ(CTiTV)」と《中国時報(チャイナタイムズ)》の「三中」の会長である余建新は、「三中」を引き継いで欲しいと蔡衍明を尋ね、これについて蔡衍明は「運命によって手配された」と言及した。[25]

2009年、蔡衍明が蔡紹中を《中国時報》7階の会議室に連れて行き、中国時報の管理層に会わせ、創業者である余紀忠夫婦銅像の前で足止めた。蔡衍明は「私が1日だけでも中国時報を運営する限り、銅像はここにある」と強調し、余紀忠創業者の新聞精神を引き継ぐ決意を表明した。蔡衍明が正式にメディアに加わった後、管理層に最も求めるのは「道徳心」だけである。道徳心には、ジャーナリスト自身の倫理、事実と人間性の尊重、事毎への「思いやり」を含め、報道は口に入れる食品を作る原則と同じように安心安全でなければならない![26]

2010年蔡衍明は、台湾のメディアは台湾人自身により運営されるべきだと考え、台湾最大のケーブルテレビシステム「中嘉媒體」を外資系未公開株「安凱博」から購入し、台湾地元企業に戻った。資本金は700億台湾ドルで、過去5年間アジア最大のメディアM&A(企業・事業の合併や買収)となった。[27]

《旺報》の成立

2009年8月11日、蔡衍明は《旺報》を創刊した!それは、蔡衍明が中国大陸改革開放以来、世界最大の外貨準備だけでなく、2009年末までに世界第二位の経済大国になったのを見ているからだ!世界中が中国大陸に合わせることを加速し、大陸市場を世界情勢の不可欠な部分と見なしている事実を考慮すると、台湾の人々はこのような両岸と世界変化の中で中国大陸の再認識する必要があると蔡衍明が考えた。台湾経験は中国大陸が台湾について理解しなければならない重要な要素でもある。
《旺報》創刊号の見出しにより:
    大陸市場が変わった!これは台湾の人々にとっての挑戦だけでなく、私たちにとってもチャンスである。大陸に投資している方も、大陸の未来へ希望満ちている方も;中華民族に感情を抱いている方も、大陸に疑念を抱いている方にかかわらず、彼女を知り、彼女を気にならなければならない。

2022年、《旺報》のヘッダーに次の通り:
    良い生活を送るように努めている!九二共識(92コンセンサス)は両岸が一つ家族であり、歴史、血統、文化の点から、台湾人は中国人である。
私たちは同じ出身なので、お互いに立ち向かわなければならない。

蔡衍明は、「台湾は彼が育った場所であり、大陸は彼のキャリア伸ばした場所であり、両岸は繁栄しなければならない」と強調した[28]!したがって、蔡衍明は「両岸コミュニケーションの大きな責任」を背負うため《旺報》を創刊し、さらに「これは非常に意味がある新聞であり、台湾の人々が大陸についてどう思っているかに関わらず、理解しようとしなければならない。
《旺報》はこのような重要な責任を担えることを願っている」と語った。

保釣運動の支持

2012年、日本は尖閣諸島を国有化し、台湾の世論を沸騰させた。民間団体は自発的に漁業保護団体を設立し、9月24日に「925臺灣保釣行動(925台湾漁業保護行動)」を開始した!しかし当初、漁業保護団体の漁船が海に出るための燃料費は、当時宜蘭県長の林聰賢氏が県で支払うと約束したが、海に出る前夜、突然宜蘭県政府は燃料費を支払わないと言い変え、その結果、漁船が海に出ることができなかった。宜蘭県政府は突然の約束破り、漁業保護活動の主催者である蘇澳漁業協会と全て漁業保護団体の行動を苛立たせた!また、海に出ようとしていたメディア記者たちもかなり唖然とした!旺旺の記者もその中にいたため、急いで会社にニュースを送り返し、蔡衍明はすぐに蘇澳漁業協会の理事長である陳春生に電話し、海に出るための費用はどれくらいかかるかを尋ねた。「500万台湾ドルかかる」と陳春生が言った!蔡衍明が漁業保護活動を中断しちゃういけないと言い、実費で500万元の資金を提供した! 陳春生によると、蔡衍明は豪気でこう言った「台湾人は見下せない」!陳春生はこの点について「蔡衍明はガッツがある起業者だ」!また蔡衍明は「お金は問題ではありませんが、漁業保護活動の安全性に注意を払う必要があります」とアドバイスした。[29]その結果、蔡衍明の「及時雨(恵みの雨)」の寄付により、台湾の漁業保護活動はスムーズに進み、台湾の尊厳を守ることができた!

中国「政府補助金」争議とCTI「中国寄り」事件

2019年4月、《蘋果日報》は、<旺旺グループが中国から152億の補助金 財務報告書で11年間連続補助金を受け取っていることが明らかに>という聳動な見出し記事を掲載し[34]、その中で香港上場企業の「中国旺旺」が2017年と2018年の財務報告書で、過去11年間中国政府から152億元の補助金を受け取っていることを示した。「企業補助金」という名目を使い、蔡衍明が中国共産党から資金を受け取ったという否定的で誤った印象を国民に作り出した。《蘋果日報》のこの記事は、多くのネチズン、網軍(インターネットで工作する人)によって引用され、蔡衍明を批判した。例えば同じ記事に、「インターネットファンサイトの『消滅旺中的87種方式(旺中を消滅させる87種方法)』では、中国旺旺の財務報告書に長年にわたって「政府補助金」と呼ばれるプロジェクトがあり、ここでの政府は他の誰にも言及していなく、それは中華人民共和国の政府だ!2006年以来、中国政府は少なくとも167億台湾ドルを旺中に寄付してきた!」

《蘋果日報》の記事について、中時新聞は、7月7日に<旺旺は特権がない11年間で1000億以上の税金を支払った>と題する記事を掲載し[35]、いわゆる中国政府補助金は、中国大陸政府が投資誘致するため企業に与えるインセンティブ、税金還付、補助金であると反論し、合法だけでなく、会計士によって認定され、大陸企業であろうと外資系企業であろうと、条件が満たされている限り、あらゆる企業が補助金を受け取ることができる。鴻海富智康(FIH)、互聯工業(FII)、康師傅など、すべて中国大陸政府から投資補助金を受けている。香港の財務報告書の編成に精通している金融業界の専門家は、旺旺中時メディアグループは蔡衍明の個人投資であり、中国旺旺は上場企業であり、両者を混同することはできないと述べた。もし大陸政府が個人または旺旺中時メディアグループに提供している補助金が旺旺の財務報告書に含まれている場合、会計士によって承認されることは不可能である。中国旺旺の最高財務責任者である朱紀文は、中国旺旺が香港の上場企業であり、いわゆる「政府のインセンティブ」は会計士の厳格な監査要件によって確認され、また、インセンティブ資格は食品業界に関連している必要があり、非産業補助金は決してあり得ないと強調した。

中国大陸政府の企業投資補助金政策について、大陸委員会スポークスパーソンである邱垂正は、2019年4月23日のインタビューで、台湾企業が大陸で補助金を受け入れるのは正常範囲であり、合法であると述べ、中国大陸がよく補助金政策を利用し産業開発を促進すると言及した[36]が、邱垂正はその後、「政治的な浸透があるかどうかに注意を払う」という声明を出した。同様に、国家通信委員会(NCC)は、メディアからの質問に対して書面で「既存の規制では、中資がメディア運営に介入することを認めていない」と回答した。大陸委員会とNCCの曖昧な発言で、旺中グループの子会社である中天テレビを直接名指ししてないが、NCCは「大陸投資があるかどうか」について中天テレビに対する一連の調査を開始した。2020年10月7日、NCCの陳耀祥委員長は立法院で「大陸政府は中天テレビに補助金提供しているのか」の質問に、「いいえ!大陸政府の補助金は、大陸にある旺旺企業を補助するためのもの!」[37] と矛盾な答えを出した。同時に、多くの政治家、インターネットセレブリティ、議員、学生などの団体は、中天テレビを「赤いメディア」と批判し始め、蔡衍明、旺中グループ、中天テレビは「中国共産党から資金を受け取る赤いメディア」の泥沼に陥した。蔡衍明と中天テレビが一連の反赤メディア活動と攻撃的な発言に浴びっていた。

中天が大陸資金を受け取っているかどうかの疑惑は、国家安全問題に操作された。NCCは2020年10月26日に公聴会を開催し、当日に発表されたプレスリリースには、「中天テレビライセンス更新の件が国家安全、業界全体発展、公序良俗、読者権利と利益、報道の独立性、番組の質、労働者の権利と利益などに関連していることを考慮し、公聴会は109年9月23日第928回委員会の決議と行政程序法第55条、第107条の規定に従って開催される」と記載されている。NCCのプレスリリースは、「国家安全」を最初の問題としてリストし、中天テレビの審査する焦点であったことを示している。しかし、2020年10月29日、当時の国家安全局の局長である邱國正は立法院で、中天テレビが大陸資金を受け取ったかどうかの質問に対し、率直に次のように述べた「国家安全は大きな問題であり、中天テレビのライセンス更新事件が話題として議論されたが、パニックにはならなかった;国家安全局は介入しておらず、NCCにも情報を提供しなかった」。さらに邱國正は、「NCCは国家安全局に26日の公聴会に招待手紙を出したが、国家安全局は誰も参加していなかった」!しかし、立法院の委員が「国内のテレビ局が国家安全上の懸念を持っているという本当の証拠はあるのか?」と尋ねたとき、邱國正は「国家安全局は引き続き注意を払っている。」と言った[38]

ここ数年間、台湾社会は中天テレビが大陸の補助金を受け取ったかどうかをめぐる論争に巻き込まれてきたが、大陸委員会やNCCなどの行政機関からは何の反応も得られていない。2020年11月18日の記者会見で、NCCは中天テレビを閉鎖すると発表し、NCCは世論から「ダブルスタンダード」と嘲笑されるなどの理由で中天テレビを局から排除したが、台湾国民と世論が最も懸念している「中天テレビが中国共産党から資金を受け取ったかどうか」の検証について、陳耀祥は11月18日の記者会見で、「中天テレビが中国政府から補助金を受け取っているという証拠がない」と述べた![39]この発言が出た途端、世論は大騒ぎになった!「蔡衍明と中天テレビの無実を証明する」と表現できる陳耀祥の発言と、中天テレビのライセンス撤回の政治的衝撃は、「中天テレビは赤いメディアである」が社会紛争と混乱を引き起こす偽の問題であり、政治家が政治対立と人々の過激な憎悪を操作することを証明することに等しい! 中天テレビの「中傷」事件は世論の憤慨を引き起こし、台湾最大の世論プラットフォームであるPTTなど、多くの議論が巻き起こされ、その中で時事問題を最も熱心に議論する「八卦版(ゴシップサイト)」と「政黑版(政治ブラックサイト)」は、ますます多くのネチズンが「赤いメディアの理由で中天が閉鎖されたとまだ信じている人はいるのか?」の批判を投稿またはツイートしている!

その後、若者たちが目を覚まし始めると、以前から彼らに植え付けられていた中国旺旺が受け取った「中国政府補助金」は、実は台湾を含む世界各国の政府が投資誘致のために行う税金還付や補助金、奨励金などの措置であったことがわかったが、中国共産党から資金を受け取っている蔡衍明を中傷し、中天テレビは中国資金を受け取った「赤いメディア」と中傷するように意図的に歪められ、PTTのゴシップページで中天閉鎖の正当性を疑問視する記事を出す若者が増えた。その結果、2021年7月、もともと民進党陣営の熱狂なファンと見られていたPTTゴシップページのネチズンが、防衛安全保障研究所をはじめとする特定の団体や人々から「中傷」され[40]、騒々しい「PTT中傷事件」が勃発した!しかし、この動きはPTTゴシップページのネチズンがボイコットし、終わった!一部のネチズンは、「中天の閉鎖、PTT事件はデジタル省を設立するための単なる前菜にすぎない」というタイトルを使い、中天テレビとPTT両方が「中傷」された理由は「赤」のためではなく、言論の自由を制限する政治的な抑圧のためであると直接指摘した![41]

政治的主張と衝撃

蔡衍明がメディアに投資した以来、世論の可視性は大幅に高まり、台湾独立派や民進党派の注目対象にもなり、蔡衍明に様々な意図的な誤解、攻撃、および「扣帽子(井戸に毒を盛る)」の批判が台湾の世論に湧き上がり、蔡衍明は「媽祖と関帝はどちらも中国人であり、民進党はそれを否定することはできない。だから台湾人は中国人であり、当然親中にしなければいけない。また、反共産主義になるかどうかについては、台湾人其々自身の意見であり、共産党自ら台湾人の同意を求めることができ、実際、多くの台湾人は蒋介石の忠実なフォロアーであり、蒋介石時代に強調された最初のポイントは「私は中国人であり、祖国を愛さなければならない」であり、2番目のポイントは反共産主義であった」。しかしその後、民進党によって「修正」され、反共産主義はまだそれを望んでいたが、中国人の概念は抹殺され、これが大きな違いを生んだ。しかし、一部のネチズンは蔡衍明の演説の一部を取り上げ、言葉を追加し、蔡衍明を「台湾人は反共産主義ではなく親中であるべきだと主張している」と伝えた。それどころか、伝えられる意味が全く異なり、観客の認識はさらに偏っている!蔡衍明の言葉や行為について、このような文脈から外れた引用、言葉の追加、または意図的な解釈のケースは無数にある。

• 2008年、蔡衍明が正式にメディアに投資した後、管理層があることを尋ねた:中時はかつて「薄青」だったが、将来何をすべきかを教えて頂きたい?蔡衍明は率直に答えた:「赤、オレンジ、黄、緑、青、藍、紫のいずれであっても、台湾人に良い生活を送らせる限り、すべきことをする!」

• 2011年8月12日、蔡衍明は台湾と両岸の政治状況について、「台湾人は世界で最も幸せであるべきだ。なぜなら、両岸の三大政党、国民党、民主進歩党、共産党はどれも台湾を非常に愛しており、台湾人の心をつかむためにあらゆる方法を試みており、台湾人を愛し、台湾人の生活が良くなることを願っている」と述べた。また、「両岸の三大政党は、それぞれに歴史的な重荷を持っている可能性があり、その結果仲良くするのは少し秘密主義である」と言及し、蔡衍明は両岸の三大政党について意見も表明した[43]:
    1. 国民党は、台湾人々の生活をより良くするために、大陸との交流や接触を積極的に行っていることに常に同意しているが、「賣台(台湾を中国に売る)」と気軽に叱られる人がいたら、すぐ遠慮するというジレンマを示した。
    2. 民進党は、台湾独立が基本的に不可能であることをわかっており、92年コンセンサスが両岸関係発展の基盤であること、そして台湾人々の生活をより良くする意図を持っているのであれば、92年コンセンサスを実用的にかつ現実的に受け入れるべきだ。
    3. 共産党は台湾に対して悪意を持っていないから、台湾人々に同じ中国人であること、台湾を愛すこと、そして台湾の人々が良い生活してほしいと伝えるべきだ。

蔡衍明はまた、「これら三大政党が台湾の人々を正直で、実用的でかつ現実的な態度で接触すれば、両岸がもっと交流と協力を行うことができ、台湾の人々はより幸せになり、両岸の人々は真に団結することができるだろう」と指摘した。

• 2012年8月8日、蔡衍明は第3回創富フォーラムの開会挨拶で、92コンセンサスは両岸が一つの家族である認識を述べた。両岸関係が継続的に進展する過程で、相互信頼の原則を強化し、互いの長所から学び、欠点を許容し、または困難を理解する必要があり、これは両岸が一つ家族の真の意味である[44]。蔡衍明はまた、2012年6月に台湾を訪れた広州市の雑誌《新週刊》を例に挙げ、台湾訪問後に帰国した広州《新週刊》は200ページを超える増刊号を発行し、台湾人々の温かさと伝統美徳を高く評価した。蔡衍明は感情を込めてこう言った:「メディアは客観的で公正的な立場を堅持すべきであり、他人が良いところについて躊躇せずに賞賛するべきだ。大陸のメディアは台湾が良いと声高に言ったのに、台湾のメディアも大陸の良いところについて肯定的なコメントをすべきではないのか?」同時に蔡衍明は、台湾人々がビザなしで大陸に行くことを許可し、また大陸で様々な権利と利益を享受できるようにも大陸にアドバイスした。調査と計画を経て、中国大陸は2015年から台湾人が大陸へのビザなし渡航を実施し始めた。[45]

• 2013年2月5日、蔡衍明は旺旺集団の忘年会で批評家たちの「蔡衍明は親中派」について、「批評家たちとその支持者も媽祖と関帝を尊敬し、中国人の祖先を崇拝している。このように『親中派の何が問題なのか?』」と尋ねた。[46]蔡衍明はまた、蘇貞昌(当時の民進党主席)が彼を親中であると批判したことを「親中の定義は何なのか?」と述べた。そして蘇貞昌の支持者の多くは中国の崇拝者であり、彼と同様に媽祖と関帝を尊敬し、崇拝していることを指摘した。もし今「擲筊(ポエ占い)」したら、媽祖はきっと自分が中国人であると言うだろうし、親中は何が悪いのですか?「背祖(祖先を忘れる)しない限り」、「そんなのありえないだ!」[47] 蔡衍明はさらに、2008年にメディア業界に入った時、彼の立場は非常に単純だったと言及し、つまり「台湾と中国を繁栄させ、外国人に私たちを見下させず、両岸の平和的な発展を望んでいる」。この理論は今でも変わらず、「私はメディアを使って、個人的に何かをしたことはない!」という強調されている。

• 2013年2月5日、蘇貞昌が蔡衍明は「賣台」と「親中」であると批判し、また、《中国時報》は「報格(新聞を作る資格)」さえがないと批判したことに対して、蔡衍明は蘇貞昌に「報格」コンテストを開催するよう招待したが、蘇貞昌は反応なかった。[48]

• 2013年8月8日、台北のグランドホテルで開催された第4回両岸平和創富フォーラムでの演説で、蔡衍明は台湾海峡両岸の現状とビジョンについて次のように述べた:[49]
    1. 台湾は両岸関係については意見の相違や多く懸念があるのが、台湾人と共産党の間には本当の憎しみはない!
    2. 両岸が相互信頼を築き、一つ家族の気持ちでマーケットを開放することで、台湾の経済が将来性を期待することができる。そうでなければ、台湾の政治家に、大陸なしの台湾経済の未来の夢を紡ぐように願い、台湾の人々はそれを検視する。
    3. 台湾人々は、両岸の三大政党が、今日から其々の歴史的な重荷を脇に置き、台湾人民の生活をより良くするために全力を尽くし、誠実さ、実用主義、現実主義の精神で寛大かつ現実的な交流と対話を大胆に行い、本当の両岸相互信頼を追求することを望んでいる。こうして、台湾の人々は将来益々幸せになり、両岸の人々は誠実に団結することができ、誰もが中華民族の中国人であることを誇りに思うだろう。
    4. 蔡衍明は、海峡両岸サービス貿易協定で、大陸が台湾人に多額の利益を与えたと信じているが、なぜ台湾にはまだつぶやきがあるのだろうか?台湾の人々は長い間共産主義者を恐れてきたため、また、新聞《自由時報》によって絶えず脅迫され、操作されてきた結果、誰もがパニックに陥り、不安になっている。
    5. 台湾が大陸投資に門戸を開いて以来、大陸の投資家が台湾に大規模かつ収益性の高い方法で投資することはあまりにも多くの制限により困難だった。しかし、現状(2013年)では、外資が来ず、大陸資本が来る恐れもあり、台湾経済は当然停滞している。

• 2013年8月8日、蔡衍明は当時の民進党主席である蘇貞昌及び《自由時報》の創始者である林栄三の「賣台」と「中資」発言に対し、次のような非難した:[50]
    1. 蘇貞昌は、大陸にいる台湾ビジネスマンから政治献金を受け取ったことがあるのか?もしあるのなら、蘇貞昌も「中資」と見なすべきだ。
    2. 実際、両岸が平和的な交流の下で、最大の受益者は《自由時報》の林栄三家族である。「林さまがそんなに両岸の交流を軽視し、いわゆる『中資』のことを見下しているなら、陳水扁総統時期の物価で、あなたの不動産を棲む場所がない台湾人に売るべき、あなたの反中国感情を示すべきである。さらに、あなたは大陸にいる台湾ビジネスマンに家を売ることは決してしないと宣言しなければなりません。さえもなければ、あなたは中国の資金援助を受けることになるだろう。」
    3. 蘇貞昌と林栄三を招いて公開討論を行い、人々を気軽に「賣台」と「中資」批判しないよう呼びかける。さらに蔡衍明は直接指摘した:「台湾の人々により良い生活を送らせなければ、あなたは本当に賣台!」2021年11月6日、メディアは蘇貞昌と彼の娘の蘇巧慧が大陸の台湾実業家から政治献金を受け取っていたことを暴露し、2013年蔡延明の質問を反映している。[51]

• 2014年8月7日、蔡衍明は台北のグランドホテルで開催された「第5回両岸平和創富フォーラム」で演説し、両岸の3大政党に対して5つ提案した:[53]
    1. 国民党と共産党は共同で和解宣言を発すべきである。
    2. 国民党、民進党と共産党に、台湾の人々がもはや迷子で無力にならないように、台湾の未来を明確に説明するよう求める。
    3. 両岸統合に促進させ、「統一」を「融一」に置き換える。
    4. 両岸は一つの家族であり、台湾実業者は国民待遇を享受すべきである。
    5. 大陸は台湾の経済計画に参加し、豊かな台湾未来を共同で創造すべきである。

• 2014年8月8日、蔡衍明は新聞《旺報》の5周年記念式典で、「台湾への愛、そして両岸に対する民族感情に沿って、次の提案をしたいと思う。台湾人が大陸に対する潜在的な敵意を払拭し、両岸の相互信頼を深め、台湾人々の未来をより良く、より安定させることを願っている。」

第一のポイント:両岸に憎しみはなく、双方は誠実な心で長年にわたって矛盾を解決し、和解のボトルネックを突破し、人々の相互信頼を確立する!
第二のポイント:国民党、民主進歩党、共産党に台湾の未来を明確にするように説明すべきである。そうすれば台湾の人々がもはや迷子で無力にならないであろう!
第三のポイント:両岸が互い強みと経験を提供し、まず経済的に統合させ、次は制度に移行すべきである。「統一」については、まず両岸は互いに調和に進んでから初めて統一について話すと意味する。
第四のポイント:大陸にいる台湾実業者を国内企業と同じ国民待遇を享受するようにし、両岸に相互利益と共通繁栄の状況を作り出すことである。
第五のポイント:台湾は大陸の要素なしに台湾の経済の夢を織り込むことはできないことであり、台湾の夢を中国の夢に統合することができるように、大陸に台湾を「一三五(中華人民共和國國民經濟和社會發展第十三個五年規劃綱要)」に参加させることを勧める。

さらに蔡衍明は、「上記の5つの提案は、私は台湾に対する真実を語り、台湾を愛す概念に基づいており、両岸に対する民族感情と相まって、両岸の将来と中国人の団結に有益であることを願っている」と述べた。「台湾は私が育った故郷であり、大陸は私のキャリアが繁栄する故郷である。私蔡衍明は、株や土地に投機しない。大陸での事業は特権がない。旺旺の資産は、すべて旺旺の人々が努力により獲得された。」、「過去6年間のメディア運営において、是非の問題、台湾第一、両岸団結、中国人が繁栄しなければならないという信念を完全に堅持してきた。三大政党が責任ある行動を取り、台湾の未来を明確にし、台湾の人々が本当の良い生活を送ることができるよう懇願する。」

• 2015年、蔡衍明が海峡両岸関係協会(ARATS)の陳德銘会長が率いる台湾訪問団を宜蘭に迎えたとき、彼はこう言った:「中国は誰もが共有している」! 蔡衍明は、「両岸は同じ中華民族の血縁と文化的信念に属している。台湾将来の発展は大陸と切り離せないものであり、互い対立し続けるのではなく、協力し合い双方に利益をもたらす状況を作り出す方が良い」と述べた。彼はまた、「台湾は大陸の参加なしに未来を織る方法がない」、「台湾の人々には大陸について多くの誤解があり、反中国の感情は排除されるべき」、「新世代の両岸メディア交流では、協力が増えるだけでなく、相互信頼と理解を促進するために長い道のりを歩んでいる。」[55]

• 2016年、蔡衍明は「メディアは社会的責任を負っており、旺旺メディアグループが『真道理性、真愛台灣(真実を語り、台湾を愛す)』の原則を堅持し、台湾の蔡英文総統を支援し、監督する」と述べた。

• 2017年、蔡衍明は蔡英文政権に対し、「台湾を愛すなら、台湾人がより良い生活を送れるようにする」と呼びかけた。台湾の人々も自分自身に自信を持つべきであり、両岸が「融一」された後、いつの日か、台湾の子孫が「世界で最も偉大な中国」の重要なリーダーになる能力と機会を持つかもしれない。[56]

• 2018年8月、旺旺メディアグループは、蔡衍明の「真実を語り、台湾を愛す、そして台湾への愛は台湾人がより良い生活を送れるようにするである」という長期的な一貫した概念を堅持し、台湾人々の一般的な世論をまとめた後、「無色覺醒十大主張」を提出し、「青か緑か関係ない、より良い生活を共同で追求する」ことを呼びかけた!蔡衍明は、台湾人の90%以上が「無色(所属している政党がない)」でありながら、台湾の政党に誘拐され、彼らはどのようにうまく生きるべきかを判断する権利を失うべきではないと信じている。その無色覺醒十大主張とは:
    1. 両岸が一つの家族であり、同じルーツ、同じ起源を持つ台湾人が中国人であることを認識することで、台湾がイデオロギー闘争から解放され、両岸の人々が互いに理解し合い機会が増え、融合を一つになる。
    2. 両岸交流のあらゆる障害を取り除き、台湾の人々が今時の共産党を理解し、そして大陸の人々が台湾のニーズを理解することで、両岸の人々の精神的な調和と政治及び経済の統合を達成することになるであろう。
    3. 政党間の争いをやめ、海峡両岸すべての政党が台湾を愛するために競い合うべきである。
    4. 海峡両岸の平和的発展を支持し、両岸の人々が受け入れることができる統一の歩みとモデルを、心を開いて話し合う用意がある。
    5. 大陸から台湾への投資を支援し、他の外国投資と同じ扱いを享受する。
    6. 直ちに司法を改善し、司法の威信を活性化し、法の支配制度を改善する。
    7. 法律に基づく死刑の執行を支持し、法律の尊厳を維持し、国民の安全を確保する。
    8. 中国伝統文化を保護し、教科書を正常化するための努力がなされるべきである。
    9. 原発4号機の再開を支持し、原子力発電を削減し、再生可能エネルギーを増やし、実務的な態度でエネルギー構造を徐々に改善する。
    10. 基本的な人権を守り、大陸学生と大陸配偶者を平等に扱い。

• 2018年の高雄市長選挙では、国民党の高雄市長候補である韓国瑜が蔡衍明の「無色覺醒十大主張」に署名した。

• 2019年6月10日、中華民国総統選挙に出馬する予定のフォックスコン創業者である郭台銘会長は、《中国時報》の「郭台銘が庶民総統からますます遠ざかっている」という見出しに怒りを感じ、蔡衍明が台湾で最も裕福な男の称号を彼に移したくないとメディアの前で批判した。6月26日、怒り収まらない郭台銘は、仏陀記念館を訪れたとき中天テレビレポーターの王書泓を指で突き、上司の蔡衍明が国務院台湾事務弁公室の犬だと。この指摘について、蔡衍明は冷静に答えた「世界大富豪の称号は気にしない、ランキングはすべて他人によってランク付けされ、他の人がどのようにランク付けしたいのか制御できず、気にもせず、台湾が良いことだけを願い、台湾の人々が良い生活を送っているかどうかだけを気にしている。」

• 2019年6月、時代力量の立法委員である黃國昌は、NCCに中天テレビの免許の取り消し求める書簡を送った。同月24日、黃國昌とインフルエンサーである陳之漢が、凱達格蘭大道で「赤いメディアを拒否し、台湾の民主主義を守る」のパレードを開催し、台湾の人々に赤いメディアを拒否するよう求めた。

• 2019年8月23日、蔡衍明は、長年にわたって自分自身と旺中グループ全体従業員に対する一連の中傷、汚辱など非難され、屈辱を受けることに耐えられなかったため、彼は個人的に動画を作成することを決めた。これにより、YouTubeチャンネル「蔡衍明」と「蔡衍明」個人のFacebookで放送された一連の「旺トーク」が開始された。

• 2020年10月7日、台湾基進の陳柏惟立法委員は、立法院でNCCの陳耀祥に、大陸政府は中天テレビに補助金を出しているのかと尋ねた。陳耀祥は「ない。大陸政府の補助金は、大陸にある旺旺企業を助成するためのものだ!」と答えた。

• 2020年10月26日、蔡衍明は、NCCが国家安全保障などの理由で旺中グループの子会社である中天テレビのライセンス更新を撤回しようとしていたために開催した公聴会に出席した。

蔡衍明は公聴会の終わり頃に、多くの人々が今日来ないように助言したが、本人自身には中天テレビの尊厳と生きる権利を守るために来なければならないと信じており、2012年(中嘉事件)に繰り返したくないと述べた。蔡衍明はNCCの公聴会で、年に2、3回中天テレビに行っただけで、ニュース編集には介入しなかったと強調した;また、中天テレビが閉鎖されると噂流れており、他のテレビ局はそれをあえて報道しなかったと述べた。また「私は共産党からお金を受け取ったと彼らが言い、それは嘘であり、彼らテレビ局は私に検証を求めに来ず、このように私を侮辱することができるのか? NCCからの罰則もなかった」。[57]

• 2020年11月18日、NCCは中天ニュースチャンネルのライセンス更新を検討し、7対0で可決し、7人のメンバーは満場一致で中天テレビの更新を見送らせた。しかしNCCの陳耀祥は、同日の記者会見でメディアの質問に「我々(NCC)の調査結果に関する限り、中天テレビが中国からの政府補助金を受け取っていることを直接証明する方法はない」と率直に答えた。そのような回答に関わらず、NCCが中天テレビを閉鎖した。

• 2020年11月22日、中天ニュースチャンネルが閉鎖された後、多くの人々が言論の自由が民進党当局によって奪われる恐れがあることに気づき、蔡衍明を支持するため、同じ日に台北市の自由広場に集めた。蔡衍明がステージで大衆に話しかけたとき、人々の感情が高まりと絶え間ない歓声を感じ、彼は感動で話すことができず、人々に感謝し続けていた。2008年11月、蔡衍明は偶然メディアに参加したが、その時点では「メディアは政治」であることを知らなかった、もし知っていたら関与しなかっただろう。2012年、彼が反旺中運動に遭遇したとき、抗議者たちは「あなたはとても大きい、私はとても怖い」と叫んだので、彼は「誰がそんなに大きく、誰がそんなに怖いのかわからない」と尋ねずにはいられなかった。蔡衍明は、自身理念の「真実を語り、台湾を愛す」であることを再度に強調し、「与党はどの政党であるかは気にしない。最も重要なことは、私たちの生活を大事にすることができ、そして心の平和と安全なことである。メディアを運営してからの12年間、自分自身に問いかけ、利己的な理由でメディア運営したことは一度もない。」と伝えたい。
蔡政権が中天テレビを閉鎖するため蔡衍明を侮辱したりしていたが、彼はただ旺中グループの従業員みんなが光明磊落・正々堂々でいられるようになってほしい!蔡衍明は、中天テレビのニュースがどれも嘘ではない!もし作り話のニュースなら言ってみて下さい!そうでなければ、なぜフェイクニュースと言えるのでしょうか!大陸ニュースを報道する中天テレビついて、蔡衍明はこう強調した:「大陸の悪いところを報道してOKだが、良いところを伝えるといけない!そんなことがあり得るのですか!たとえ敵であっても、自分と相手を知らなければいけない、もし相手が良くないなら、どうしてこんなに強くなったのだろうか!」また蔡衍明は、「両岸関係が良ければ、台湾もより良くなります。両岸が安定し平和になることを望んでいる!しかし、誰もが彼が『赤』で『親中』であると言っているが、台湾はどうしてこんな風になったのでしょうか?我々は共産党に反対しようと、国民党に反対しようと、民進党に反対しようと、それが我々の自由である!」[58]

• 2020年12月10日世界人権デー、寒い霧雨の降る夜、蔡衍明は中天テレビ各個フロアにいる従業員を訪れ、従業員と応援のために集まった人々と集合写真を撮った。その夜、個人のFacebookに書いた:
    今日、とても心が重く苦しいのだ!明日12月11日、中天ニュースチャンネルの最終日になる可能性が高く、司法が公平と正義のための最後の防衛線であることを心から願っている!特に国際人権デーの今日には、心がさらに憂鬱だ。同僚の真剣さ、団結力、粘り強さに感謝したいと思う。本当に心温まり、感動させ、そして誇りに思う!今夜は小雨で暗闇に隠されますが、中天の光は消えない!中天テレビの建物の前に集まって、そして応援してくれた人々に感謝しているが、雨に濡れないように暖かくしてださい!国際人権デー、台湾頑張って!中華民国頑張って!

• 2020年12月12日、蔡衍明は自身のFacebookに次のように書いた:
    世論調査で少なくとも半数以上の台湾人がテレビの閉鎖を支持していなかったが、NCCのメンバーたちは世論の反発を無視し、7:0一方的な投票でテレビの閉鎖を主張し、その前後わずか2か月で26年間運営されていたニュースチャンネルを閉鎖した!
    戒厳時期に軍法会議で審判かけられ、死刑を宣告されてから処刑された最も凶悪な犯罪者でさえ、NCCの行動ほど速くはなかった!
    中天テレビが閉鎖された本当の理由は:良いニュースを作れないことではない!フェイクニュースであることでもない!能力ないことでもない!中天が中資、または赤いメディアであることでもない!それは、政府を監督する権力分立の4番目のメディアの責任を果たし、与党の権力に迫る恐れがあるため、政府によって即ち閉鎖された!
    蔡英文政権にお伺いしたいですが、あなた達は中華民国に申し訳ないようなことをどれほどやってきたのか?個人の間でひそかに受け渡しをしていないのか?817万の支持者の期待を裏切っている。台湾は、民進党の独裁政権の到来を告げた!
真実を語り、台湾を愛す!
政府は台湾を愛し、台湾人々の生活をより良くしなければならぬ!
そして、人々は単により良い生活のために努力しているだけである!

• 2021年9月1日のジャーナリストデーに、蔡衍明は個人のFacebookで文天祥の<正氣歌(正気の歌)>中の「在齊太史簡、在晉董狐筆(斉に在りては太史の簡 晋に在りては董狐の筆)」を引用し、文学者の正義と畏敬の念を起こさせる誠実さと使命を強調した!メディアの人々は権力に直面しても恐れず、真実で公正な報道を実践しなければならないことがより強調されている。[59]
    今日は9月1日ジャーナリストデーです!ジャーナリストは、神聖で正義の職業だ!古代では、「在齊太史簡,在晉董狐筆(斉に在りては太史の簡 晋に在りては董狐の筆)」と言われていた!それは、畏敬の念を抱き、権力を恐れず、率直に書く文学者の誠実さと使命についてである。ジャーナリストは、そのような誠実さと使命に基づいており、彼らがどれほど横暴な権力に直面しても、依然として勇敢で強いであり、正直で公正である!
    ジャーナリストデーは、メディア関係者にとって名誉な日であり、当時の意図を思い出し、マジンガーZ正義みたい無敵で公正、正義、道徳、勇気、真実の使命を堅持し、「無冕王(一流の学識と正義の精神も持つジャーナリスト)」と「第四權(権力分立の4番目のメディア)」の責任を果たす!
    第91回ジャーナリストデーを借り、旺旺中時メディアグループすべての同僚に心から賞賛と感謝の意を表したいと思う!ありがとうございます!

Notes

References

  • ^ 1.

    《口中之心:蔡衍明兩岸旺旺崛起》、張殿文、遠流出版事業株式会社、2012、初版、281ページ。

  • ^ 2.

    《口中之心:蔡衍明兩岸旺旺崛起》、張殿文、遠流出版事業株式会社、2012、初版、49ページ。

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    《口中之心:蔡衍明兩岸旺旺崛起》、張殿文、遠流出版事業株式会社、2012、初版、61ページ。

  • ^ 4.

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